岡茂雄『閑居漫筆』(論創社)

一九八六年六月二十五日初版第一刷 発行

閑居漫筆目次

Ⅰ『本屋風情』拾遺 1
 小島さんとの或る繋がり 3
 武田(久吉)先生 み霊の行方 6
 尾瀬・平野家・武田博士 12
 山の画人茨木(猪之吉)さんのことなど 16
 山郷の画人奥田郁太郎 26
 早川孝太郎さんのこと 33
 屑屋のお爺さん 37
 奇しき縁 47
 加賀町時代と私 54
 分を忘れた本屋風情 62
 緑陰朴話 69
 石楠花狂懺悔 74
 山で遇う御来迎現象 88
 「人類学双書」夭折の記 96
 日本民俗学界草創期の裏方 102
佐久間象山雅号考 121
 象山という号 123
  まえがき 123
  誤称「しょうざん」の普及 124
  故郷の山、象山にちなむ 127
  象山恵明寺 131
  長歌信濃の国」 133
  大平喜間多の「しょうざん」説 134
  海舟は「ぞうざん」と呼んだ 137
  なぜ「しょうざん」に固執するのか 139
 「象山という号」の補遺 141
  まえがき 141
  「象山という号」に収めた要項 142
  「象山という号」余禄 159
  追記 166
Ⅲ不埒軍人行状記 169
 まえがき 171
 幼年学校時代 173
 在隊服務時代 194
 軍籍離脱 212

*注記 岡茂雄『本屋風情』(中公文庫)の続編。三軒茶屋・江口書店にて購入。