高橋健二『現代作家の回想』(小学館)

一九八八年五月十日初版第一刷 発行
ISBN:4093870357

目次
  まえがき 6
       第一部
芥川龍之介  龍之介、堀辰雄佐佐木茂索 芥川龍之介の手紙 10
菊池寛  菊池寛の代筆 解説 22
有島武郎  ティルダさん 36
川端康成  優柔果断の川端さん オスロの川端さん 42
与謝野晶子 52
斎藤茂吉 55
川田順 川田俊子の「死と愛」 59
志賀直哉 63
横山大観 69
林芙美子 74
高見順 78
伊藤整 82
池谷信三郎、土岐善麿島田清次郎 88
与志雄、有三、国士 92
山本有三 雑談的に 有三と寛の懸賞応募 山本有三の筆禍事件 秒読みとハプニング 96
長谷川巳之吉福田清人 117
辰野隆 123
吉田健一手塚富雄 にもかかわらず 130
立野信之 136
石川達三 その死を聞いて 138
円地文子 作家の生と死 141
武者小路実篤 146

       第二部
ヘルマン・ヘッセ ヘッセ訪問 三度めのヘッセ訪問 へッセの絶筆 
         離婚訴訟に負けたヘッセ ヘッセ未亡人訪問
 152
トーマス・マン トーマス・マン訪問 日本に贈る祝福の言葉 トーマス・マンの日記 186
ホイス西独大統領 大統領官邸で ペン大会で 214
ハンス・カロッサ カロッサ訪問 カロッサ墓まいり 226
エーリヒ・ケストナー 出生の秘密 ケストナー−抵抗と愛248
ノーベル賞作家五人の印象 260
アーサー・ケストラー ケストラーと武原はん 268
ミヒャエル・エンデ あそびについて 272
ソックマイヤー 田中路子 276
デンネボルグ 281
  あとがき 284