吉田健一『三文紳士』(講談社文芸文庫)

二〇〇一年三月三〇日第六刷 発行
(一九九一年一一月一〇日第一刷 発行)
ISBN:4061961527

目次
母に就て 9
蓬莱山荘 13
仲間 29
酒と議論の明け暮れ 47
ある時代の横光利一 50
我が青春記 63
師走の酒、正月の酒 66
中村光夫 72
桜に錨のボタン 92
八月十五日 93
乞食時代 97
晩年の牧野伸顕 107
貧乏物語 120
夜にも不思議な新聞社の話 135
福田恆存 147
父のスケッチ 163
食べる話に飲む話 167
昔の思い出 172
家を建てる話 175
駅と広い道と 191
ラジオに就いて 194
初めと終わり 200
小休止 203
日本管見 208
暑さを忘れる為の妄想 211
新年の予感 216
行ったことがない場所 219
飲食行 223
十年目の年末 227
最後のレジスタンス 230
商売 233
本の話 239
恐ろしい時代 242
「声」の時代 252
人と作品(池内紀) 259
年譜(藤本寿彦) 273
著書目録(近藤信行) 285