洲之内徹『芸術随想 しゃれのめす』(世界文化社)
二〇〇五年三月一日初版第一刷 発行
Ⅰ
池田亀太郎の肖像画 10
馬越さんの思い出 13
おいらん丸鉄砲洲出航 20
柳瀬正夢ノート 24
しゃれのめす 33
四方田草炎さんのことで私が言いたいこと
長谷川【りん】二郎 49
北越に埋もれた鬼才・佐藤哲三 57
遺作展で感じたこと 72
吉岡憲 73
波の音 77
小野元衛と志村さん 81
無名であるということ 83
無名の画家の孤独な死−−佐藤清三郎のこと 86
Ⅱ
青年美術家集団のこと 現代美術家集団のこと 90
信州のイメージ−−「藤村」から「槐多」へ 95
物とイメージ 100
モティーフの発見 103
孤独な水彩画 105
『Y市の橋』のいきさつ 108
水上民平さんの周辺 111
『隅田川絵巻』雑感 123
Ⅲ
東北の明るさと淋しさ 138
手甲の裸婦 140
根っからの絵かき松田正平 144
松田正平の世界 151
古茂田守介 157
イシアタマの弁 161
夭折ということ 165
ヒトバンヂュウフイタカゼ 168
赤は赤、緑は緑 179
法則と自由 187
Ⅳ
画廊から 194
水上民平 194
四方田草炎 194
立石鐡臣 196
喜多村知 198
齋藤求 210
今西中通 211
エンブルグ訪問 佐藤哲三 214
寺田政明 216
峰村リツ子 217
松田正平 225
佐藤渓 229
田中岑 213
ガンコ夫人 古茂田美津子 235
四谷十三雄 242
*注記 著者の没後に編まれた単行本未収録文章集の第2弾。