杉山平一『戦後関西詩壇回想』(思潮社)
二〇〇三年二月二日 発行
戦後関西詩壇回想
井上靖と大阪、その詩的環境 8
伊藤静雄の処世術 17
座せる安西冬衛、疎開中の三好達治 24
大戦後、状況までの三好達治 30
小野十三郎と竹中郁の周辺 37
田中克己の在阪時代 44
坂本遼と田木繁との交遊 50
民衆詩派富田砕花など 56
竹中郁の人柄など 62
足立巻一のことなど 77
安西冬衛と堺 84
安西冬衛と北川冬彦 92
詩人の職業 清水正一について 99
ある女性詩人の気質 港野喜代子の場合 109
「第二芸術論」と「短歌的抒情の否定」 桑原武夫と小野十三郎 118
詩人と小説家 富士正晴の場合 126
詩と歌詞 喜志邦三の仕事 134
ヴィナス讃仰 詩人庄野英二 141
関西の詩朗読 150「四季」の人々
三好達治 160
丸山薫 164
田中克己 169
伊藤静雄 175
立原道造 181
津村信夫 186
竹中郁 193
中原中也 200
高森文夫 210
田中冬二 218
大木実 224
塚本越郎 233
神保光太郎 240
萩原朔太郎 249
塚山勇三 255
室生犀星 262あとがき 270