大川渉『文士風狂録 青山光二が語る昭和の作家たち』(筑摩書房)

2005年12月10日 初版第1刷発行
ISBN:4480885242

目次
はじめに 1
一 無二の親友、織田作之助の死 9
二 太宰治、グッド・バイ 34
三 偉大なる嘘つき坂口安吾 47
四 最後は菩薩、林芙美子 57
五 ヒロポン、アドルム、田中英光 70
六 論争をけしかける花田清輝 82
七 凄まじい勢いで書く丹羽文雄 91
八 手を握りしめる舟橋聖一 102
九 カンパにも超然、埴谷雄高 111
十 三島由紀夫の白い手袋 120
十一 新宿の雑踏に消えた梅崎春生 129
十二 色川武大と語った「博打と小説」 142
十三 「あいつを殺す」と笹沢左保は言った 153
十四 後ずさりした木々高太郎 161
十五 芝木好子が見せた涙 172
十六 五十年来の友、田宮虎彦の死 182
あとがき 197
語りおえて(青山光二) 182
参考文献 202
人名索引